牛の角突き 小千谷場所


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

昨日、中越地震から1年8カ月ぶりに小栗山の小千谷闘牛場で「牛の角突き」が開催されました。中越地震で闘牛場の観客席が崩落したため前回までの「牛の角突き」は仮設闘牛場で行われていましたが、ようやく改修工事が終わり今回の取り組みから地元場所での開催となりました。昨日は好天に恵まれ県内外から約2500人の観客が復活場所を観に訪れていました。

東山地区にある闘牛場はなんとか復旧し再開することができましたが、同じ東山地区でもまだ手付かずの状態のところも多くあります。毎朝、県内県外ナンバーを問わずたくさんの工事車両が東山地区に入って行くのが見られます。工事関係者に限らず、たくさんの方々が復旧に携わってくださっています。心より感謝申し上げます。


安全になりました

niigatachuetsu2006-06-02


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

新潟県の5月の日照時間は平年を下回っていたということが先日報道されていました。農作物は大丈夫かなぁと思っていましたが、やっと市場に出回った地元産の「いちご」は今年もとっても甘くておいしかったです^^

写真は日照時間とは関係ないのですが、家の近所の坂道です。震災前までは家が何件か建っていたのですが、震災で被害が激しく、すべて取り壊されてしまいました。坂道のため家がなくなった後は崖になっており、歩道のない道路のため端を歩くと下に落ちそうでヒヤヒヤしていましたが、やっとガードレールがつきました。市内各地でも同じような状況のところが多く見受けられますが少しずつ復旧が進んでおります。しかし山間地ではまだまだこれからのところが多く、震災前の状況に戻るのには時間がかかりそうです。



マンホール

niigatachuetsu2006-05-30


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

写真は小千谷市のマンホールのふたの模様です。中越地震の際は液状化現象などにより、小千谷市内のいたるところでマンホールが隆起、陥没していました。日頃は注意していないのか、こんなところにもマンホールがあったっけ?という感じがしました。
下水道のマンホールのふたには市町村の花や観光名所などがデザインされているところが日本各地にたくさんありますが、小千谷市では市の花「水仙」と片貝まつりの「花火」それと写真の「錦鯉と信濃川」の3種類があります。小千谷市にお越しの際はぜひ注意してみてみてください。


仮設住宅

niigatachuetsu2006-05-27


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

インドネシア、ジャワ島でマグニチュード6.2の地震が起こりました。一日も早く被災者の皆さんの生活が平静を取り戻せるよう心よりお祈り申し上げます。

先日新潟県中越地震の被災地の一日も早い復旧・復興と「安心・安全」の防災立県を目指し、国に要望書を提出しました。
1 応急仮設住宅の供与期間の延長手続きの円滑化に対する配慮について
2 震災メモリアルと総合的教育研究機関の整備について
3 災害復旧応援職員の受入経費の支援について
4 災害に強い水道施設整備への支援拡充について
5 錦鯉養殖施設災害復旧事業の継続について
6 小規模住宅地区等改良事業について
1の仮設住宅の延長は、今なお7000人を越える方々が仮設住宅で生活しており、復興公営住宅の入居が来年春になるところもあるため、ぜひ実現していただきたいと思います。
写真は小千谷市千谷の仮設住宅です。近くに畑を借り、朝早くから畑仕事に出かける方もいらっしゃいました。仮設住宅での生活も1年半が過ぎておりますが、まだ再建のメドがたっていない方もいらっしゃいますので、仮設住宅の入居延長が決まれば少しは安心できるのではないかと思います。


菜の花畑

niigatachuetsu2006-05-23


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

山本山の「菜の花畑」に行ってきました。中越地震のため昨年は山本山に登ることができず、2年ぶりに菜の花を間近で見ることができました。お天気も良かったため平日にもかかわらず、たくさんの方が菜の花を見に来ていらっしゃいました。
現在は国道117号から登る塩殿ルートからしか菜の花畑には行けませんが、菜の花畑に行く途中の右手の方に「おぢやクラインガルテンふれあいの里」事業地があり、だいぶ整地が進んでいました。
今年は大雪だったため例年より開花が遅れましたが、現在はたくさんの菜の花が咲いていて、黄色い絨毯を敷き詰めたようです。信濃川の土手からも山本山が黄色くクレヨンで色を塗ったように見えます。今月いっぱいくらいは楽しめるようですので、お近くにお越しの際はぜひご覧ください。


山のめぐみ 2

niigatachuetsu2006-05-20


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局Forestです。

中越地震で倒れた山の木を切って、昨年「しいたけの菌」を打ち込みましたら、春になったら思いがけず沢山しいたけが取れました。食べきれないので天日で乾燥させ保存食を作ってみました。

雪に埋もれ、雪と格闘する冬には「なんでこんな所に住んでいるのだろう?」と思うことがあるのに、なぜか春になるとすっかり忘れてしまいます"^_^" 雪があるから、おいしい山菜が採れ、雪下の野菜が甘みを増し、おいしい水が飲め、おいしいお米、野菜ができるのです。雪があるから春の喜びは格別で、全身にパワーがみなぎってくる感じがします。
中越地震で崩れた裏山の農地、農道はまだ復旧されておらず車は入れないため、雪解けとともに義父(78歳)は何十㎏もの野菜や肥料を担いで山の畑に運んでいます。「おかげでしかも丈夫になった」なんて言っています。
今年中には農地、農道も復旧予定なので来年は棚田も再開できる予定です。また来年も山のめぐみが楽しみです。


田植え

niigatachuetsu2006-05-17


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

近所の田んぼでは田植えが終わり、緑色の苗がキレイに田んぼに並んでいました。
同じ小千谷市内でも山間地の田んぼはやっと雪が消えた状況です。兼業農家の方も多いため農作業は週末になるので、これから田かきをしたり水をはったりして田植えは5月下旬くらいになるようです。
新潟県がまとめた状況によりますと、中越地震の影響で今春作付けできない水田は350ヘクタールで関係農家は約1300戸あり、そのうち約2割の農家は全く作付けができない見込みとなっておりました。山間地では、地震で田んぼが壊れ、大雪で被害が拡大してしまったようです。
来春にはすべての田んぼで作付けができ、おいしいお米がたくさん取れるといいなと思っています。