小千谷縮

niigatachuetsu2006-06-08


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

先日、環境省が開いたクールビズのファッションショーに、泉田裕彦知事が小千谷縮と片貝木綿のスーツでモデルとして参加されていました。
小千谷縮は江戸中期には風通しのよい夏の衣料として武家から庶民にまで親しまれていました。材料の苧麻(ちょま)という上質の麻を裂き糸にし反物になるまでには、いくつもの工程があり量産するのはとても大変です。そのため年々技術者が少なくなり昭和30年、製法技術を守るため国の重要無形文化財に指定されました。
小千谷サンプラザ内にある小千谷織物工房「織之座」では小千谷の織物の歴史や技術、職人のわざなどが楽しめるギャラリーのほか、織物の実演を見学したり織物を体験をすることができます。縮の糸ではありませんが、自分の好きな色の絹糸や麻糸を選びデザインを決めてつくります。機織機(はたおりき)を使いとても楽しく作れますので小千谷にお越しの際はぜひ体験してみてください。