平成16年10月25日午前7時00分



皆さんこんにちは。
「立ちあがれ!中越」プロジェクト、niigatachuetsuことshigeです。


それでは前々回の続きです。
 

7時過ぎ、疲れが取れないながらも目が覚めました。
2〜3回の余震があったことは覚えているのですが、この時点で既に「余震慣れ」してしまい、少しくらいの余震では気にならなくなっていました。
母親が電気の来ていない冷蔵庫の中から生モノの痛みそうなものから順にカセットコンロを使って調理をしていました。
白いご飯にベーコンエッグと、この時期にしてはかなり贅沢な食事だったのではと感じています。
これも、何よりも家が無事だったからなのですが。
ウチの会社は今日から業務を再開・・・と言うよりは休日中の地震だったので業務停止自体していなかったのですが、通常通り仕事をすることになりました。
まず一番最初に出勤してきたのは新入社員のTクン。
普段着のまま様子だけ伺いに来たとのことでしたが、しっかりと作業着も用意していて仕事でも大丈夫な準備はしていました。
ついで逆に最古参のHさん、Tクンの次に若いKクンが出勤してきました。
朝礼を行った後、会社の業務体勢を整える班と、日曜日に来た依頼をこなす班とに分かれて仕事開始です。
私は後者でした。
高所作業車上で仕事をしているとNHKのカメラがこちらを撮影していました。
ウチの社長も取材を受けていましたが、残念ながらどちらも使われませんでしたorz
さて、そんな仕事をしている最中、再びTさんから電話がありました。
今日の夜7時に全員集合せよ、とのこと。
何の話かおおよその見当は検討はつきました。
会社に戻ると仮に電気を復旧させて電話回線も使えるようにしていました。
電話回線復旧後は電話が鳴りっ放しです。
午後はバラバラになって市内各地へ飛んでそれぞれの仕事をこなしました。
午後4時過ぎくらいでしたでしょうか。
まだ電気も来ていないので暗くならないうちに・・・とのことで業務を終了。
私は早い夕食を取って7時集合の場所へ向かいました。

(続く)