牛の角突き

niigatachuetsu2006-05-03



皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

小千谷市で昨日また震度2の地震があり、新潟地方気象台によると、中越地震の余震(震度1以上の有感地震)はこれで1000回となったそうです。早く余震が治まることを願うばかりです。

今日は久しぶりによい天気で、汗ばむくらいの陽気のなか、小千谷市では「成人式」と「牛の角突き」が行われました。
小千谷市の伝統行事である「牛の角突き」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。震災で小千谷闘牛場が使えなくなり、今回も昨年以来使われている白山球場にある仮説闘牛場で行われました。今日は13組の取り組みが行われ、連休中ということもあり、約2000人の観客で賑わいました。勢子の「ヨシター」のかけ声で、約1トンの巨体がぶつかり合うのは迫力満点です。
次回の角突きは6月、現在復旧工事中の小千谷闘牛場で震災後初めて開催されます。越後の闘牛は、引き分けが原則。興奮した牛に綱をかける勢子の技術も見物です。
ぜひ一度、本場の迫力をご覧ください。