防災の日




皆さんこんにちは。
「立ちあがれ!中越」プロジェクト、niigatachuetsuことshigeです。

今日、9月1日は防災の日です。
今朝からニュースでも防災訓練の様子などが頻繁に伝えられています。
皆さんはこの防災の日に何かしますか?或いはしましたか?

私は今回のこの新潟県中越地震中越大震災で日常の備えの大切さと言うものを身をもって知ることができました。
一番驚いたのが、地震発生直後に自分の部屋で咄嗟に机を探したことです。
小学校の頃から「地震が起きたらまずは机の下にもぐる」とずっと教えられて来た為か、反射的に「机の下に身を隠す」と言う行動を取ろうと思ったのです。
この話をすると、結構笑われることも多いのですが、逆に考えることはできませんか?
これはすなわち避難訓練など、日常において繰り返し繰り返し行っていれば、いざと言うときにも何をすればいいのか、体が覚えてきちんと対応できるのでは無いか?と思うのです。
防災の日避難訓練や非常持出袋の点検をしている方も多いかと思いますので、私が個人的に、経験則から思いつくポイントを紹介したいと思います。


  • 家の中、どこにいてもどう行動すればいいか把握してますか?

私は机が無い部屋で机を探してしまいましたが、「物が倒れる」「物が落ちてくる」「窓ガラスが割れる」などと言った危険性を考慮して、どの部屋にいるときはどう行動する、と言うのをご家族の皆さんで再確認してはいかがでしょうか?
私も机が見付からなかった後も、「トイレなど狭い面積で独立した箇所は、柱が密集しているから丈夫」と言う話を思い出して、クローゼットに避難しました。
各室で最初にとるべき行動、そしてどういうルートで屋外に避難するか、と言うのを見直してはいかがでしょうか?


  • 非常持出袋、本当に持ち出せますか?

今回の地震、実は私の家は懐中電灯とラジオを持ち出そうとしたら、両方とも棚の側面に掛けてあり、その棚が倒れていて持ち出せなかった、と言う苦い経験があります。
押入れの中や納戸、食品庫の奥などに置いてる方、そこは本当に震度7や6強が来てメチャメチャになっても持ち出せる場所ですか?
今一度、保管場所も確認して下さい。


  • 非常持出袋の中身、ちゃんと使えますか?

非常持出袋に色々と用意しても、非常食や非常水が品質保持期限切れだったりで使えなくては意味が有りません。
また、最近では色々と便利な道具も売ってますが、咄嗟の時にそれがきちんと使えますか?
また、非常食の作り方、分かりますか?
缶詰を用意しても缶切りが無い、なんてことは大丈夫ですか?
品質保持と訓練の観点から、防災の日の食事は非常食を、非常持出袋の中の道具だけで調理する、と言う習慣を付けるのもいいかも知れません。



「まさか」はと言うのは必ずやって来るからこその「まさか」なのです。
全国で大地震が頻発している今、この防災の日に家族で防災について話し合ってはいかがでしょうか?