被災地の梅雨入り

小千谷市土川にて撮影した今の茶郷川の



こんにちは!!
「立ちあがれ! 中越 」プロジェクト 、niigatachuetsuことshigeです。


昨日、新潟地方気象台から新潟県を含む北陸4県が梅雨入りしたとの発表がありました。
新潟県中越地震中越大震災後、初の梅雨入り。
未だに小規模ながら余震が続き、地盤ももろくなっているこの地域での本格的な雨に不安を抱かない被災者はいないことでしょう。
未だに市街中心部の一部でさえ土砂崩れの危険性ありとして通行止めになっている区間があるくらいです。
そしてこの大雨の季節、私たち中越地区の被災者にとっては10月23日と並んで忘れられない季節でもあります。
死者・行方不明者15名、全壊70棟、半壊5354棟、床上浸水2178棟、床下浸水6117棟と甚大なる被害を出した中之島・見附・三条の7.13水害。
そしてその数日後に小千谷を襲った7.16水害。
もし、今あの時に匹敵する豪雨が中越を襲ったら一体どうなるかと思うとぞっとします。
冒頭に載せた写真は先ほど我が家から数100メートルしか離れていない所を流れている川の今現在の写真です。
そして7月16日、小千谷市内各地で床上・床下浸水の被害を出した時の写真が下の写真です。

これは7月16日の夕方頃に撮影した写真です。
このまま雨が降り続けばまたこの様な事態になってしまう可能性は十分にあります。
今、外回りから帰って来た社員の話によると既に土砂崩れにより通行止めの箇所が出ているようです。
地面と屋根を叩く激しい雨音を聞きつつ、これ以上被害が拡大しないように祈っています・・・