復興フランチャイズ制度募集!!

niigatachuetsu2005-06-07



こんにちは!!
「立ちあがれ! 中越 」プロジェクト 、niigatachuetsuことshigeです。


本日、「立ちあがれ! 中越 」プロジェクトが放つ新たな企画として「復興フランチャイズ制度」を発表し、記者会見を行いました。
記者会見上の席に着いたのは写真左から(社)小千谷青年会議所理事長の笹岡正栄、当プロジェクトのリーダーを務める前年度(社)小千谷青年会議所理事長の宮崎悦男、そして被災地青年会議所で作るグループの「フォーラム21」会長の前年度見附青年会議所理事長の山田淳一さんです。

恐らくはボランティア史上初の試みであるこの制度について今日は説明します。


今までこのプロジェクトは遠近問わず、全国の多くの方々からのご支援、ご声援に支えられて活動してきました。
そして遠方の支援者の方々を中心に、「より密接な支援をしたい」「当プロジェクトの手伝いをしたい」との声を頂き、「どうすればその声に応えることができるか?」を考えました。
それはこのプロジェクトがずっと訴え続けていた「皆さんとの心の繋がり」をより具体化するための手段でもありました。
そしてより皆さんの目に触れやすい形で被災地をPRでき、そしてより皆さんが容易に被災地支援に貢献できる形として今回の「復興プロジェクトフランチャイズ制度」を開発し、募集することとしました。

このフランチャイズ制度は従来プロジェクトにて販売していた復興シールをセットにして全国の企業、団体等に販売し、購入者の方に当プロジェクトのフランチャイズショップとして、ボランティアにて被災地のPR活動に協力して頂くという、今までに例を見ない画期的な試みです。
これを購入してフランチャイズショップとなればあなたもその日から「立ちあがれ!中越」プロジェクトスタッフの一員です!!


そしてこのフランチャイズ制度がただのシール販売に留まらない、すごい力を持っている要因が実はあります。
なんとシールの販売だけでなく、ミニコミ紙やパンフレットを通じての情報発信拠点としての機能をも持っているのです。
このミニコミ紙やパンフレットでは中被災地の復興状況他、観光案内、物産紹介と多岐に渡る情報を提供させて頂きます。
しかも紹介だけではなく、通信販売までできちゃうスグレモノなんです☆彡


この復興フランチャイズ制度の導入によって、従来の災害支援活動の中心であった金銭や労力の提供と言うスタイルから、被災者の通常経済活動を支援するという形での、より被災者の自立復興を促すスタイルを確立することができます。
また、フランチャイズ制度導入により被災地の情報発信網を多角化し、風化の防止に役立つだけでなく、風評被害による産業等の打撃と言った二次災害についても観光客誘致による被害回復、更には新規観光客の開拓にも力を発揮するでしょう。
これにより単なる現状復旧から創造的復興と、より大きくステップアップした形での復興を成し遂げる大きな手助けになります。


この復興フランチャイズ制度が成功すれば、今回の新潟県中越地震のみならず、今後全国各地で起きる可能性のある自然災害被災地の復興のモデルケースとして活用していくことができます。
それこそは私たち被災者が今まで全国の皆さんから受けた支援に対する恩返しなのです。


新企画を放ち、より一層アグレッシブになってきた「立ちあがれ!中越」プロジェクト。
これからも応援宜しくお願いします!!