小千谷市には「山本山」と言う山がある


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はてなキーワードにも登録されている「上から読んでも山本山。下から読んでも山本山。」のCMで有名な山本山ですが、実際に「山本山」と言う山があることは余り知られていないようです。
実際に「yamamotoyama」で入力しても一発で変換できません。
私なんかは逆に、小さい頃は、このCMの山本山は自分の地元の山本山のことだと思ってたクチですが（;￣ー￣A
山本山は小千谷市山本にある小さな山です。
標高336m、中腹には人造・天然問わず大小の池があり、「市民の家」と言う簡易宿泊施設もあります。
山頂も広大な緑地が広がり小千谷を一望できる展望台や牧場もあります。
（小千谷市公式webサイト「みどころ・山本山高原」）

また山本山にはJR信濃川発電所があります。
http://joetsu-line.web.infoseek.co.jp/gaku/history/shinanogawa~plant_photo/yama_tyo.htm
http://sinn.dip.jp/suiryoku/sinanogawa.htm
さて問題です。
この発電所の電気はどこの電車を動かしているのでしょう？
皆さん、わかりますか〜？
ではヒントです。
「上越線の電化を支えた『JR東日本・信濃川発電所』」をご覧下さい。
図解入りで分かりやすく説明してありますが、とりあえず首都圏のJRに送電していることがわかります。
そして次に東京工業大学の「平成16年新潟県中越地震被害調査報告（速報）」の7ページ目で山本山の被害状況も報告されています。
ハイ、ここに答えが書いてあります。「山手線の朝夕のピーク時の電力を供給するための発電所である」と言うことで正解は山手線でした〜♪

更に、なんとここにはあのプリンスホテル系列のスキー場もあるのです！！
プリンスホテル公式webサイトのTOPページ>スキー・スノーボード>スキー場一覧>小千谷山本山高原スキー場、でほ〜ら、見事山本山のスキー場の案内ページに辿り着きます☆彡
このスキー場はかつてあるガイドブックで「夜滑」と言うキャッチコピーを付けられたこともありましたが、午後10時まで、土曜日はなんと11時までと言うナイターのロング営業が最大の特徴です。
地元の人が車にスキーやボードを積んで出勤し、仕事が終わったらまっすぐスキー場へGO！！
そしてたっぷり滑って帰る、そんな地元密着を意識した営業時間となっています。

ここまで色々な要素がつまっていて魅力たっぷりな山本山。
山手線を動かしてると言うことで首都圏の方々も多少は親近感を覚えてくれましたでしょうか？
そんな山本山ですが、この新潟県中越地震で大きな被害を受けてしまいました。
スキー場は今シーズンの営業は停止、山自体も被害を受けた上に、震災で被害を受けて稼動できなくなった清掃工場の代わりのゴミの仮置き場となったので、ゴミの山となってしまいました…
私も小さい頃から何度と無く登り、遠足をして、虫取りをして、バーベキューをして、キャンプをして、スキーをして、天体観測をして慣れ親しんだ山本山。
いずれ復興した暁には今一度皆さんに紹介して、そして是非とも山本山の魅力を体感して頂きたいと思います！！

では次回また別のトリビアをお楽しみに！！

滋賀県にも山本山と言う山があります。
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滋賀県の山本山もほぼ同じ高さで標高324ｍです。
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