自然の魔力
こんにちは！！
「立ち上がれ！中越」プロジェクトです。
またしても大変なことが起きてしまいました。
インドネシア共和国のスマトラ島沖でM8.9〜9.0と思われる地震が発生し、地震と津波で各国で多数の死者が出てると言うニュースです。
既に死者は6万5千人を超え、今後更に犠牲者が増えると言われています。
このスマトラ沖地震、私たちにとっては人事ではありません。
TV報道の中での色々な人のインタビューを聞いていると胸が痛くなります。
大波が来た瞬間浮き輪をかぶって脇にいた子供を抱きかかえて耐えたという人、また逆に流されまいとしっかりつかまっている目の前をどこかの小さい子が流されていくのをただ見てるしかなかったと悔し涙を流す人、家族に泣きながら心配かけてゴメンねと電話で謝っていた日本人旅行者。
それらは全ては10月23日午後5時56分からの数日間、この新潟県中越地方におきていたことでもあるのです。
山間部の地震でしたので津波こそありませんでしたが、突然の自然災害に対する恐怖と脅威は同じです。
とっさに我が子を抱きかかえ、倒壊した家屋の下敷きになりながらもわずかな隙間を、割れたガラスで血だらけになりながらも必死に外にはいでた方もいます。
電話も道路も寸断された状況で何時間もかけて走って助けを求めに行き、それでも救えなかった命があります。
私たちは皆さんからたくさんの手を差し伸べて頂きました。
しかし、差し伸べていただいた手を握って起こしてくれるのを待っていても起き上がることはで来ません。
差し伸べていただいた手は立ち上がるためのそれこそ手助けでしかなく、自分たちの意思と力でしっかりと立ち上がらなくてはいけないことを強く感じています。
1日も早くスマトラ島沖地震で被害を受けた方々が立ち上がれるようになることをお祈りすると同時に、私たちも一歩一歩復興へ向けて力強く歩いていくことを誓います。
最後に、今回のスマトラ島沖地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りさせて頂きます。
新潟県中越地震「立ちあがれ！中越」プロジェクト
http://www.niigatachuetsu.com/
