慈眼寺

niigatachuetsu2006-06-21


皆さんこんにちは。「立ちあがれ!中越」プロジェクト事務局です。

慈眼寺に行ってきました。慈眼寺は司馬遼太郎の小説『峠』で語られているとおり、北越戊辰戦争の際、長岡藩の総督河井継之助と新政府軍の岩村軍艦が、講和に向け会談が行われた場所です。本堂向って右側の上段の間である「会見の間」は中越地震により大きな被害を受けました。当プロジェクトも全国の皆様から寄せられた義援金の一部を「会見の間」修復へお渡しいたしました。
壊滅的な被害だったため修復にはかなり時間がかかりましたが、やっと最終段階の工事に入りました。写真は現在の「会見の間」の様子です。慈眼寺には他にも岩村軍艦越後出向太政官辞令、同上自伝草稿、同書幅、河井総督写真、山県、黒田の書簡、小千谷付近の合戦図など戊辰資料があります。北越戊辰戦争を語る上では欠かせない場所となっておりますので再公開の際はぜひお立ち寄りください。再公開は7月下旬から8月にかけてとのことですので、もうしばらくお待ちください。