まさか


またしても大変なことが起きてしまいました。
福岡県西方沖地震の発生です。
震度6弱M7.0と言う強い地震の発生に驚いた方も多いと思います。
今回の地震で被災された方でこのweblogの読者の方もいらっしゃるかと思いますが、今まで私たちが書いてきたことが少しでもお役に立ったのでしたら幸いです。
しかし、いくら日本が地震大国とはいえ、このように立て続けに大規模地震が発生、それも過去比較的地震が少ない地域である福岡に大規模地震が発生したと言うのは、やはり改めて自然災害と言うものは常に隣り合わせにあるものだ、と感じさせられました。
そして私は、ふとある言葉を思い出しました。
「人生には3つの『さか』がある。1つは上り坂、1つは下り坂、そしてもう1つは『まさか』と言う『さか』だ」
NHK大河ドラマ毛利元就」で中村橋之助さん演じる毛利元就が尼子氏の難攻不落の名城、月山富田城を攻める決意を固めた時に語った言葉です。
あり得ないことなどない、「まさか」と思う様なことはいつ起きてもおかしくない、と言う意味です。
正直なところ、今回の地震で被災された方のほとんどが「まさか」と思っていたのではないか、と思います。
TVのニュースでインタビューを受けていた人も「新潟のニュースをTVで見てはいたけどまさか自分たちが…」と語っていました。
しかし、こうして非常に残念な形で「まさか」はある、と言うことが証明されてしまいました。
本当に、今すぐどこで震度7地震が発生しても不思議では無いと思います。
先日、朝方に震度3の地震が来た時は一瞬「ついに来たか!!」と感じたものでした。
いつ何が起きてもいいように物心両面日頃の備えをしておきたいものです。

福岡県西方沖地震に被災された方々へ


この度の福岡県西方沖地震に被災された方々へは謹んでお見舞い申し上げます。
奇しくも小千谷の地では先日取り上げた震災復興イベントをやっている最中の事態でした。
ニュースで映し出される地震発生当時の映像は私たちが体験したそのままですし、玄界島の被災状況を見ると小千谷の東山地区や吉谷地区で目の当たりにした状況を思い出します。
余震の数は新潟県中越地震のときよりもかなり少ないそうですが、それでも長く続く余震は回数よりも「いつになったら終わるのか?」「もしかしたらまたあんな大きいのが来るのでは?」と言う先の見えない不安感を起こさせます。
一刻も早く、皆さんの生活が平静を取り戻せるよう、心からお祈り申し上げます。